塾に通う前に読んでみてほしい

  • 2021年9月17日
  • 2021年10月12日
  • 栄養学
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学習障害の有無にかかわらず、ぜひ読んでほしい

薬に頼らず子どもの 多動・学習障害をなくす方法 [ 藤川徳美 ]

価格:1,430円
(2021/9/16 14:27時点)
感想(8件)

この本は、今話題になっている藤川徳美先生の、分子栄養学に基づくメガビタミン健康法で、発達障害の子どもたちを治療した実践例が書かれています。その中には、障害を持たない兄弟姉妹も同じ食事を取ることで成績がアップした、という事例が数点挙げられています。つまり、普通の子どもにとっても、実は重要で必要なことだと言えます。

この本と出会い、そして実践してみた

2年ほど前、強いADHD(多動性発達障害)とLD(学習障害)を抱える中学生を受け持たせていただくことになりました。試行錯誤を繰り返しながら、何か根本的な解決法はないかと暇さえあればそればかり考えるようになっていました。そんなとき、この本と出会いました。

実際にその子にも実践してもらい、私自身も実践し、その他の生徒さんの何人かにも実践してもらいました(今も継続してもらっています)。始めてすぐに成果が出るものではないのですが、3〜6ヶ月経ったときに改めて振り返ってみると、明らかに改善されていることがわかります。私自身も、いつの間にか学生の頃の体重に戻り、体調も絶好調、頭の中もいつもスッキリ、睡眠の質も朝の目覚めもバッチリ、本当に疲れにくくなりました。

みんな糖質過多、タンパク質不足・ビタミン不足になっている

  • 糖質過多は、エネルギー代謝の効率が悪い=疲れやすい、気力がでない
  • タンパク質は、筋肉だけでなく全ての細胞に必要不可欠。不足はさまざまな不調の元になる
  • ビタミン・ミネラルは、細胞のさまざまな活動を活性化させる。不足は細胞の活動を鈍化させる などなど

そして、私たち現代の日本人の食生活では、必ず糖質過多、タンパク不足、ビタミン不足に陥ってしまうというのです。

「頭も体も調子がいいから自信がでる。自信があるからやる気がでる!」

実践してみると、普通に暮らしているときの調子がいい状態よりも、さらにワンランク上の状態が普通になります。こればかりはやってみなければわからないでしょう。

脳は細胞のかたまりです。その細胞の調子が上がれば、理解力も記憶力も上がることは道理でしょう。そうなれば、「できる」という感覚が大きくなり、自然と自信がついてきます。

頭も体も軽やかならば、心も軽やかになります。自信を持てれば、些細なことは気にならなくなり、チャレンジ精神が湧いてくる、つまりやる気が出てくるということになります。自分の子どもさんがそうなってくれたら、親として本当に嬉しいことだと思いませんか?

方法は簡単!

方法はとても簡単なことです。要約すると、糖質を徐々に制限して、高タンパク食にしていく。摂りきれない量はプロテインで補う。各種ビタミン、ミネラルも食事だけでは摂取しきれないのでサプリメントを上手に活用する。といった内容です。その科学的根拠と理論を、この本を読んでいただいて理解してほしいと思っています。

費用も塾に通うよりもかからないです。塾に通いながらとしても、着実に成果が上がっていくことでしょう。何よりも、子どもたちが自信を持って明るく成長してくれれば、最高の喜びだと思います。

薬に頼らず子どもの 多動・学習障害をなくす方法 [ 藤川徳美 ]

価格:1,430円
(2021/9/17 14:34時点)
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